内容説明
現状における日本の玉作・玉類の概観をなすとともに、玉作遺跡の網羅・全貌をある程度知ることができ、加えて今後の研究への示唆を意図し、本書を企画。地域編と時代編とで構成し、地域編は、現状における日本各地域の玉作・玉類の概観と遺跡の集成を志し、各時代の特色・傾向を把握できるように配慮。時代編は、縄文時代から古代に至る各時代・時期ごとに、歴史の現状の概観と方向性の示唆などを自由な発想の下に、あるいは特定テーマからこれまた自由な発想の下に、当該期の玉作・玉類などを浮上させるとともに、文化・社会・政治などに迫った。
目次
地域編(北海道;東北;関東;甲信;北陸 ほか)
時代編(クマ類の牙玉;縄文時代硬玉研究の現状;弥生時代前・中期の玉と玉作;弥生時代新穂玉作遺跡の管玉側稜剥離 ほか)
著者等紹介
寺村光晴[テラムラミツハル]
1924年新潟県に生まれる。1960年国学院大学大学院文学研究科博士課程修了。1982年文学博士。現在、和洋女子大学名誉教授
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