目次
序章 「アイヌ史」の可能性について
第1章 いわゆる「北大式土器」の研究(いわゆる「北大式土器」の研究史的回顧と問題点の剔出;いわゆる「北大式土器」を含む土器群を出土した遺跡;いわゆる「北大式土器」を含む土器群を出土した遺跡の(時間的・地域的)変遷 ほか)
第2章 「擦文文化」の成立と展開(「(出現期の)擦文文化」といわゆる「北大式土器」を含む土器群の製作・使用者達
狭義の「擦文式土器」狭義の「擦文文化」の成立
「擦文文化」の担い手達の移動とその後の「擦文文化」 ほか)
第3章 歴史のなかの「擦文文化」(「続縄文文化」から「擦文文化」へ;七世紀~一二世紀の東北地方北部の歴史展開と北海道島の「擦文文化」;津軽・道南型の擦文文化 ほか)
終章 日本史における「蝦夷(エミシ・エゾ)」とアイヌ
著者等紹介
大井晴男[オオイハルオ]
1934年東京都に生まれる。1965年東京大学大学院人文科学研究科考古学専門課程博士課程単位取得退学。東京大学文学部講師、北海道大学文学部教授、北海道大学文学部付属北方文化研究施設施設長。現在、北海道大学名誉教授
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