人物叢書 新装版
緒方竹虎

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642052221
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1323

内容説明

朝日新聞社主筆から転身し、戦後の55年体制の礎を築いた政党政治家。その前年、吉田茂に代わって自由党総裁となると、翌年に民主党の鳩山一郎との対立を超えて自由民主党を成立させた。自らの経験と人脈を生かす、「情報組織の主宰者」とも呼ぶべき政治手法によって首相の座を目前にしながら急逝。いま埋もれつつあるその足跡を明らかにする。

目次

第1 おいたち
第2 青年時代
第3 朝日新聞主筆
第4 情報局総裁
第5 敗戦
第6 吉田内閣副総理
第7 自由党総裁

著者等紹介

栗田直樹[クリタナオキ]
1959年生まれ。1989年東京都立大学社会科学研究科政治学専攻博士課程中退。現在愛知学院大学法学部助教授。主要著書に緒方竹虎―情報組織の主宰者―
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

24
緒方竹虎の伝記としてはわかりやすいです。自分の考えをしっかりもって国内政治を主導しようとしていたことがわかりました。考えは人それぞれありますので是非は問いませんが、政治家は信念に基づいて国を引っ張って貰いたいと思います。2023/05/09

Nao Okuaki

0
緒方研究が進んでいない中、実証研究を踏まえてわかりやすく伝記という形で書かれている。特に戦後の政治史パートは面白い。しかし、国内政治史に偏りがあるため、外交的な観点は少々物足りなさを覚える。

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