人物叢書 新装版<br> 片桐且元

個数:

人物叢書 新装版
片桐且元

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 13時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642052214
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1323

内容説明

若くして豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳の七本槍の一人として知られる。後年、秀吉の子秀頼の家老と徳川方の「国奉行」を兼ね、大坂の陣を前に二大勢力の板挟みとなった。苦悩する悲劇の老臣という印象があるが、歴史上の真相は果してどうか。従来の忠・不忠論にとらわれず史実を検討し、武将としてよりむしろ事務官僚的にさえ見える実像を浮彫りにする。

目次

第1 賤ヶ岳の戦い
第2 国内転戦
第3 朝鮮侵略と太閤検地
第4 関ヶ原の戦い前夜
第5 家康の覇権掌握と大坂方
第6 大坂方の状況
第7 江戸幕府の成立
第8 大坂の陣

著者等紹介

曽根勇二[ソネユウジ]
1954年生まれ。’79年東洋大学大学院文学研究科(日本史学)修士課程修了。東洋大学文学部私学科助手を経て、現在横浜市歴史博物館学芸課学芸係長。主要編著に「国家と対外関係」がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9
片桐さんの息吹のようなものを感じたのは大坂城博物館の熊毛モジャモジャのごっつい鎧と琵琶湖の竹生島に今も元気に生い茂っているお手植えのモチの木。去年真田丸でミカンの手入れをする片桐さんを見ていたら、しみじみ気の毒になってしまったことよ。秀吉の死後、特に関ヶ原以降、豊臣蔵入地や検地を通じ土地支配を強めるため、徳川が且元の存在を間接的に必要とした辺りは書状に押される判としての扱いでしかなかったんだなあとますます気の毒に。彼個人は後北条や織田のように、小さくなっても豊臣が残ることをひたすらに願ってたんだろうなあ。2017/02/11

MUNEKAZ

3
「賤ヶ岳七本槍」という派手なデビューのあとは、ひたすら文官一筋の生涯が続く評伝。武功ではなく事務仕事で尽くし、世話になった豊臣家の存続を願うと同時に、自家のために家康とも主従関係を結ぶその姿は、なんだか共感すら覚えてくる。また且元ら豊臣家の人間を「国奉行」として利用しければ畿内や西国を支配しきれなかったあたりに、家康の覇権の脆弱性が読み取れて面白かった。2016/12/06

pocco@灯れ松明の火

3
大阪の陣の講座で、曽根先生自身からのオススメ本。2015/06/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/175402
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。