近世陰陽道の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 400,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034074
  • NDC分類 148.4
  • Cコード C3021

内容説明

江戸幕府に陰陽師支配の許可を与えられた土御門家は、権限を利用して占い師や芸能者などを取り込み、全国的な組織を形成する。修験や舞太夫との争論や、江戸幕府の陰陽道政策を通して、近世陰陽道の実態を解き明かす。

目次

1 近世陰陽道の成立と展開(近世陰陽道の研究史;幸徳井家と南都陰陽道 ほか)
2 土御門家の陰陽師支配(陰陽師と神事舞太夫の争論;伊勢の暦師集団 ほか)
3 土御門家と地方陰陽師(三河万歳の組織;知多の陰陽師と出稼ぎ万歳 ほか)
5 陰陽道組織の変容・解体(寛政三年諸国触れの歴史的意義;天保十三年の宗教者市中取締の触れをめぐる諸問題 ほか)

著者等紹介

林淳[ハヤシマコト]
1953年北海道札幌市に生まれる。1976年東京大学文学部(宗教学専攻)卒業。1982年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学文学部助手、愛知学院大学文学部専任講師、同助教授を経て、愛知学院大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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