有斐閣選書
環境ホルモンの最前線

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641280786
  • NDC分類 519
  • Cコード C1336

出版社内容情報

環境ホルモン研究は警鐘の世紀から対策の世紀へと移行した。第一線で研究を続ける日本を代表す る研究者が,一般の学生,市民が知っておくべき環境ホルモンの新しい知見を,わかりやすく平易に 解説する。

1章 環境ホルモンによる環境汚染=松井三郎
2章 地球規模で広がる環境ホルモンの汚染と野生生物への影響=田辺信介
3章 環境ホルモンのヒトへの影響――医学の視点から=森 千里
4章 動物の新生児の発達への環境ホルモンの影響=井口泰泉
5章 環境ホルモンの体内代謝とホルモン様作用の変化=吉原新一
6章 環境ホルモンの影響の検出=有薗幸司
7章 環境ホルモンの影響の評価=森澤眞輔
Q&A 環境ホルモン研究はどこまで進んでいるか

内容説明

環境ホルモン問題をどう考えればよいのか。私たちの身近な問題から地球規模の問題まで、その全体像を、最先端の研究をもとにわかりやすく解説する。

目次

1章 環境ホルモンによる環境汚染
2章 地球規模で広がる環境ホルモンの汚染と野生生物への影響
3章 環境ホルモンのヒトへの影響―医学の視点から
4章 動物の新生児の発達への環境ホルモンの影響
5章 環境ホルモンの体内代謝とホルモン様作用の変化
6章 環境ホルモンの影響の検出
7章 環境ホルモンの影響の評価
Q&A 環境ホルモン研究はどこまで進んでいるか

著者等紹介

松井三郎[マツイサブロウ]
1944年生まれ。1972年テキサス大学オースチン大学院工学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院地球環境学堂教授

田辺信介[タナベシンスケ]
1951年生まれ。1973年愛媛大学大学院農学研究科修士課程修了。現在、愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授

森千里[モリチサト]
1960年生まれ。1984年旭川医科大学医学部卒業。現在、千葉大学大学院医学研究院環境生命医学教授

井口泰泉[イグチタイセン]
1951年生まれ。1981年東京大学大学院理学研究院博士課程修了。現在、岡崎国立共同研究機構統合バイオサイエンスセンター教授

吉原新一[ヨシハラシンイチ]
1942年生まれ。1967年九州大学大学院薬学研究科修士課程修了。現在、広島大学大学院医歯薬学総合研究科助教授

有薗幸司[アリゾノコウジ]
1954年生まれ。1979年長崎大学大学院薬学研究科修士過程修了。現在、熊本県立大学環境共生学部教授

森沢真輔[モリサワシンスケ]
1946年生まれ。1973年京都大学大学院博士後期過程中退。現在、京都大学大学院工学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。