出版社内容情報
民法の改正を中心として創設された新成年後見制度を、福祉の現場でいかに使いこなすか。現場に明るい実務家・学者が解説する。
内容説明
本書には、成年後見制度を利用するための知恵が詰まっている。まだまだ無理解な社会と戦う勇気を与えてくれる。一人の障害者の人権を真剣に守ることが、社会全体の変革につながっていくことを教えてくれる。権利を守ることは、敵との戦いでもある。敵に勝つためには、戦術が必要だ。百戦錬磨の武将たちによって書かれた本書ほど、適切な指南書はない。
目次
１ 成年後見制度および関連制度のアウトライン（成年後見とは何か；人権尊重の流れと成年後見制度；三つの成年後見制度の特徴は何か ほか）
２ 成年後見制度の利用方法（援助者の仕事の内容；成年後見の開始と援助者の選び方など；援護者の適性 ほか）
３ 短編小説・現場の成年後見―ノーサイドはマホロニー（再会；視点を高く；子が親を助ける ほか）
著者等紹介
田山輝明［タヤマテルアキ］
１９４４年生まれ。６６年早稲田大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学部教授
長谷川泰造［ハセガワヤスナリ］
１９４３年生まれ。６９年早稲田大学大学院修士課程修了。現在、弁護士、中央児童福祉審議会委員、日本乗馬療法協会会長
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