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出版社内容情報
情報技術の発展により「情報革命」が新しいメディア環境を生み出した。
欧米では資本の論理を優先させたジャーナリズム状況が生まれている。
我が国のメディア環境の将来も見据え,現代メディアの問題点を分析,
その課題を説く本書は,ジャーナリズム研究の新地平を拓く。
《主な目次》
序 章 ジャーナリズム研究の方向性・方法・課題
第1部 歴史とジャーナリズム
第1章 新聞――もう1つの世界史
第2章 日本におけるマス・メディアの発展過程
第3章 歴史の中のジャーナリズム──言論・報道の歴史責任と未来責任
第2部 生活世界とマス・メディア
第4章 グローバル・メディアと「文化帝国主義」論以後
第5章 国家・メディア・制度
第6章 メディアの公共性とジャーナリズムの倫理
第7章 テレビ・ジャーナリズムの思想
補論 日本の選挙報道の何が問われたか
第3部 定点観測・民衆とジャーナリズム
第8章 現代沖縄ジャーナリズムの思想
第9章 「戦後50年」目の対日”戦勝”報道
第10章 皇室報道にみるメディアの日本的特質
第11章 戦争とジャーナリズム
内容説明
ジャーナリズムが時代傾向や政治と真正面に向きあわず、輝きを失っていった過程で、マス・コミュニケーション研究やメディア研究が盛んになっていった、反比例してジャーナリズム研究が先細りになっていくという事情のなか、本書は、素朴な疑問を「今」というこの時代によみがえらせて、若い学生や現場の人たちとジャーナリズムについて語り合うための本である。
目次
ジャーナリズム研究の方向性・方法・課題
第1部 歴史とジャーナリズム(新聞―もう1つの世界史;日本におけるマス・メディアの発展過程;歴史の中のジャーナリズム―言論・報道の歴史責任と未来責任)
第2部 生活世界とマス・メディア(グローバル・メディアと「文化帝国主義」論以後―国際コミュニケーションの視点から;国家・メディア・制度―生活世界の中のマス・メディア;メディアの公共性とジャーナリズムの倫理 ほか)
第3部 定点観測:民衆とジャーナリズム(現代沖縄ジャーナリズムの思想―ジャーナリズムにおけるグローバルとローカル;「戦後50年」目の対日“戦勝”報道―国際報道における英国プレスの一断面;皇室報道にみるメディアの日本的特質―「大衆天皇制」とジャーナリズム ほか)