有斐閣選書<br> ハーケンクロイツに生きる若きエリートたち―青年・学校・ナチズム

有斐閣選書
ハーケンクロイツに生きる若きエリートたち―青年・学校・ナチズム

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784641181311
  • NDC分類 309.023
  • Cコード C1331

内容説明

青年世代の自立、「青年の国」への希求、そしてナチズムへの接近…。社会と学校のなかの青年たちの現代史を活写。ドイツ教養主義の担い手たる若きエリートたちの教育社会史的現代史。

目次

1部 知的エリートへの道(知的エリートの登竜門―ギムナジウムから大学へ;知的エリート養成の社会史―ギムナジウムの機能と実態;ワイマル期の知的エリートへの道―「文化国民」の理念と現実)
2部 「青年の国」への願いとその屈折(青年世代の自立―ワンダーフォーゲルから「自由ドイツ青年」へ;「青年の国」への願い―「同盟青年」の思想と行動;ナチズムと学生―ナチス学生同盟の思想と行動)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

札幌近現代史研究所(者。自称)

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 「ハーケンクロイツに生きる若きエリートたち」とあるが、ナチ期の学生同盟などによる大学の制圧過程の話題は後半以後になり、それまでは19世紀初頭からのドイツ近現代史の学校制度の変遷、教養市民層の担い手たる中等教育以上の学生の出自やギムナジウム制度の(結果としては労働者階級に門戸を開いたとは言えない点で)中途半端な改革の繰り返しを比較的仔細に時代の時系列に沿って記述した箇所が大部分でナチ期の学生の動向を主に知りたい人には消化不良気味かもしれない(かくいう私もそう)。がドイツ近現代史の学制変遷の理解には資する2019/10/21

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