内容説明
あるべき弁護士の理想像とは?本書は、いくつかのエピソードを素材として、さまざまなアプローチによる研究を参照し、総合・統合を目指しつつ、弁護士をリーガル・プロフェッションと位置づけ、期待される役割を倫理的観点から語っている。法律実務家・司法修習生・法科大学院生必読の書。
目次
第1部 弁護士倫理のコア(職業倫理であること;コンピテンシィ;受任;訴訟の引き延ばし;利益相反;法律事務所の共同化;守秘義務;真実発見;相手方に対する配慮;弁護士報酬;組織内弁護士;弁護士職務基本規程)
第2部 弁護士倫理の周辺(弁護士の民事責任;民事執行過程における弁護士の役割)
著者等紹介
加藤新太郎[カトウシンタロウ]
新潟地方裁判所長。1950年愛知県岡崎市に生まれる。県立岡崎高校を経て、1973年名古屋大学法学部卒業。1975年東京地方裁判所判事補。その後、ワシントン州立大学ロー・スクール客員研究員、名古屋家裁判事補、最高裁事務総局総務局付判事補、大阪地裁判事、釧路地家裁判事、司法研修所第2部教官(民事裁判担当)、同事務局長、東京地裁判事(部総括)、司法研修所第1部上席教官を経て、2005年9月新潟地方裁判所長。1992年博士(法学・名古屋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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