有斐閣アルマ
21世紀中小企業論―多様性と可能性を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641121225
  • NDC分類 335.35
  • Cコード C1333

内容説明

本書は、中小企業論を学ぶ人のための入門書です。中小企業経営、中小企業政策、中小商業、中小工業を専門とする4人の執筆者による一貫性をもった教科書です。多様で多面的な中小企業がどのような存在であるかを、多くの事例を通して具体的にイメージしてもらうことを念頭に書かれています。

目次

第1章 小企業で働くこと
第2章 企業の創業と進化
第3章 中小企業とは何か―多様ななかの共通性
第4章 戦後日本の中小企業問題の推移
第5章 戦後日本の中小企業発展の軌跡
第6章 もの作りと中小企業―中小工業の存立状況
第7章 中小製造業の経営
第8章 中小商業と流通―その構造的側面
第9章 中小商業経営と商人性―その行動的側面
第10章 中小企業の金融
第11章 戦後日本の中小企業政策の変遷

著者等紹介

渡辺幸男[ワタナベユキオ]
1948年、神奈川県川崎市に生まれる。慶応義塾大学大学院経済研究科博士課程修了。現職、慶応義塾大学経済学部教授。主要著作に『日本機械工業の社会的分業構造』有斐閣(1997)、『大都市圏工業集積の実態分析』慶応義塾大学出版会(1998)

小川正博[オガワマサヒロ]
1948年、茨城県に生まれる。中央大学経済学部卒業。現職、札幌大学経営学部教授。主要著作に『企業の情報行動』同文舘(1993)、『創造する日本企業』新評論(1996)、『企業のネットワーク革新』同文舘(2000)

黒瀬直宏[クロセナオヒロ]
1944年、東京に生まれる。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。現職、専修大学商学部教授・経済学博士。主要著作に『中小企業政策の総括と提言』同友館(1997)、『21世紀中小企業はどうなるか』(共著)慶応義塾大学出版会(1966)、『新版・新中小企業論を学ぶ』(共著)有斐閣(1996)

向山雅夫[ムコヤママサオ]
1955年、大阪府東大阪市に生まれる。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。現職、流通科学大学商学部教授・商学博士。主要著作に『ピュア・グローバルへの着地』千倉書房(1996)
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