内容説明
本書は、わが国の公務員法制について検討しなければならない重要な法的論点を、公務員の勤務の実態と法律の配列に合わせ、また重要な判例・行政実例を踏まえて簡潔に解説し、さらに各項目のはじめにその重要ポイントを質問形式で例示して、読者の便宜を図った。内容的には、職員の不利益処分についての不服申立てや行政訴訟、行政手続、労働基本権、政治的行為、守秘義務など、公務員にとって重要な法的問題について詳細な検討を加えている。
目次
１ 公務員制度の特徴
２ 公務員関係の成立
３ 公務員の経済的権利
４ 公務員の責任
５ 公務員の服務義務
６ 公務員の争議行為の禁止と行政措置要求権
７不利益処分とその救済
８ 公務員の労働基本権
