介護サービス論―ケアの基準化と家族介護のゆくえ

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784641076457
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C1036

出版社内容情報

介護保険サービスの性質と機能を明らかにし,サービスの質の向上のために必要な規準と基準,品質管理,評価について多角的に論じる。残る家族介護と,進む家族機能の外部化は,社会にどのような規範を求めるのか。要介護認定の一次システム開発者が書き下ろした意欲作。

   《主な目次》
はじめに
第1章 時代,社会,制度,そして介護
第2章 対人援助サービスの品質管理
第3章 国内外の基準づくりの歴史
第4章 介護保険サービスにおけるストラクチャー・プロセス基準
第5章 介護保険サービスの計画における設計品質
第6章 介護保険サービスの設計品質と適合品質
第7章 成果基準の設定とその考え方
第8章 痴呆症状がある高齢者と介護保険サービス
第9章 残された課題,家族の介護
おわりに──「翁」が伝える高齢者像

内容説明

介護保険サービスの質の向上に必要な規準と基準、品質管理、評価とは何か。家族機能の外部化は、社会にどのような規範を求めるのか。要介護認定の一次システム開発者が多角的に論じる意欲作。

目次

第1章 時代、社会、制度、そして介護
第2章 対人援助サービスの品質管理
第3章 国内外の基準作りの歴史
第4章 介護保険サービスにおけるストラクチャー・プロセス基準
第5章 介護保険サービスの計画における設計品質
第6章 介護保険サービスの設計品質と適合品質
第7章 成果基準の設定とその考え方
第8章 痴呆症状がある高齢者と介護保険サービス
第9章 残された課題、家族の介護
終章 「翁」が伝える高齢者像

著者等紹介

筒井孝子[ツツイタカコ]
1988年、筑波大学大学院修了。工学博士、社会学修士、教育学修士。94年から厚生省国立医療・病院管理研究所に勤務。現在、厚生労働省国立公衆衛生院公衆衛生行政学部主任研究官(厚生労働省国立医療・病院管理研究所医療経済研究部併任)。研究領域は、医療・保健・福祉におけるサービス評価全般。介護保険制度では、要介護認定システムの基本的な理論研究と要介護認定ネットワークシステムの設計を担当した。このほかに、一般急性期病棟における「看護必要度」理論研究およびシステム開発を担当する。1995年「福祉機器導入・住宅改造実施が要介護高齢者世帯に及ぼす影響」で吉村賞受賞、2000年に「介護保険制度下のケアシステムの未来」で第1回安田火災記念財団賞(論文部門)を受賞する
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