講座 環境社会学〈第5巻〉アジアと世界―地域社会からの視点

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641071964
  • NDC分類 519
  • Cコード C1336

出版社内容情報


   《主な目次》
第1章 地球規模の環境問題と社会学的研究----------------------------飯島伸子
第2章 環境問題をめぐる南北関係と国家の機能-------------------------池田寛二
第3章 日本のODAとアジアの環境問題――タイ国を事例に-----------------吉沢四郎
第4章 環境問題拡散の社会的メカニズム――日本とフィリピンの関係から----平岡義和
第5章 人口問題と環境問題――中国の事例を中心に=若林敬子
第6章 地球環境と世界各国の対応――温暖化をめぐる動きから-----------明日香寿川
第7章 消費生活と廃棄物・資源問題=李 時載
第8章 環境差別の諸相――環境問題の記述分析になぜ差別論が必要か-------細川弘明
第9章 地球環境意識と環境運動――地域環境主義と地球環境主義-----------寺田良一

内容説明

地球規模の環境問題は、「人類全体」で括れる平板な問題ではない。第5巻では、アジア、オセアニアの環境問題に潜む構造的病理(社会的不公正、社会的不平等、差別)を浮彫りにするとともに、地域環境と世界の環境を考える地域‐地球環境関係分析を提唱する。

目次

第1章 地球規模の環境問題と社会学的研究
第2章 環境問題をめぐる南北関係と国家の機能
第3章 日本のODAとアジアの環境問題―タイ国を事例に
第4章 環境問題拡散の社会的メカニズム―日本とフィリピンの関係から
第5章 人口問題と環境問題―中国の事例を中心に
第6章 地球環境と世界各国の対応―温暖化問題をめぐる動きから
第7章 消費生活と廃棄物・資源問題
第8章 環境差別の諸相―環境問題の記述分析になぜ差別論が必要か
第9章 地球環境意識と環境運動―地域環境主義と地球環境主義

著者等紹介

飯島伸子[イイジマノブコ]
1938年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了(文学博士)。現在東京都立大学教授。主著に『環境問題と被害者運動』学文社、1984年(改訂版1993年)、『環境問題の社会史』有斐閣、2000年
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