本能寺の変の群像―中世と近世の相剋

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784639017301
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0021

内容説明

クーデターは必然だった!政治改革を断行する信長とそれを阻む守旧派勢力との壮絶な暗闘。―同時代史料から紡ぎ出す、新たな信長政権像。

目次

第1章 尾張に生まれた近世―環伊勢海政権の成立(信長と室町幕府体制;戦略としての流通支配;独裁者の軍隊 ほか)
第2章 公方から天下へ―信長の政権構想(天下観の変容;天下人の城郭;ホロコースト)
第3章 クーデターの実像―信長と義昭(天下一統前夜;本能寺の変;光秀の誤算)
第4章 秀吉の天下―下剋上の果てに(天下分け目の戦い;近世国家の自立;信長の後継者 ほか)

著者等紹介

藤田達生[フジタタツオ]
1958年愛媛県新居浜市に生まれる。1987年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。学術博士(神戸大学)。同年神戸大学大学院文化学研究科助手。1993年三重大学教育学部助教授、現在に至る。主要著書に『日本中・近世移行期の地域構造』(校倉書房、2000年)。『戦国・織豊期城郭論―丹波国八上城遺跡群に関する総合研究―』(監修著、和泉書院、2000年)
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