出版社内容情報
数学解析の基礎的事項の説明を丁寧に行った書である.どこにおいても可能な限り,実変数の場合も複素変数の場合も,同時に考察する形で解説してある.数列と級数,特にべき級数の収束性の定義から解説し,複素変数の関数に対する理論の結果までを含めて懇切に述べる.
■目次 級数/微分法/積分法/解析関数
内容説明
ポントリャーギンが最晩年に著した「基礎数学へのアプローチ」の翻訳双書。原著者が長年にわたる研究・教育の間に生み出した、独自のアイディアに基づいて、題材の選択や叙述の順序を定めたものであり、全体にわたって複素数を重視。本書では、数学解析の基礎を実変数と複素変数の場合を統合して述べている。
目次
1章 級数
2章 微分法
3章 積分法
4章 解析関数