出版社内容情報
〔「収容所群島」をめぐる考察〕ソルジェニーツィンの小説を手がかりに、ソヴィエト社会主義の矛盾の集約である強制収容所の問題を、ロシア・マルクス主義批判を通じて論じる。
内容説明
ソルジェニーツィンの小説を考察の手がかりとしてソヴィエト社会主義の矛盾の集約点である強制収容所の問題を論じたフランス社会哲学のリーダー、C・ルフォールの代表作。
目次
収容所群島と我々
『自己自身の敵となった人民』
「エゴクラット」
「絞窄的制度」
「鋼鉄のイデオロギー」
「ひびから洞窟が崩れ始める」