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出版社内容情報
〔ルソン・タイ・ビルマ従軍記〕南方進攻の従軍記者として派遣された著者の丹念な日記を基に現地住民の姿はじめビルマ謀略計画の実態など太平洋戦争の歴史的動きを伝える記録。
内容説明
この本は、太平洋戦争勃発以来、休みなく毎日書き続けた部厚い3冊のノートブックよりなる私の日記が基となっている。とり上げた諸事件は、戦争開始当日の昭和16年12月8日から、従軍生活が終った18年10月末日までの1年11カ月間に、私が実際に経験したことのみに限り、敗北の悲劇、インパール戦などは含まれていない。
目次
第1部 ルソンからタイ(マニラの絵葉書;コレヒドール要塞初爆撃;マンゴー・シャワー;孔雀の旗;ド・リトル東京初空襲;また逢う日まで)
第2部 ビルマ(ボ・モ・ジョー失陥;ビルマ王朝の末裔;悲劇カルカッタ爆撃;地方都市、ゴーストタウン化;厳冬シベリアの空)