インターネットはなぜ人権侵害の温床になるのか―ネットパトロールがとらえたSNSの危険性

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インターネットはなぜ人権侵害の温床になるのか―ネットパトロールがとらえたSNSの危険性

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  • サイズ B6判/ページ数 130p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623070657
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3036

内容説明

ネットいじめなどに代表されるように、現在SNSなどのコミュニティサイトでは、多くの人権侵害にあたる表現がみられます。本書では、ネット人権侵害の現状と実際を知らせ盲目的なネット利用に警鐘を鳴らすとともに、その対策の端緒ともなるネットパトロールの実践を紹介し、ネット人権侵害対策の糸口を探ってゆきます。

目次

第1章 心を蝕むインターネット
第2章 人権侵害を招くインターネットの正体
第3章 ネット人権侵害
第4章 ネット人権侵害、法律と倫理
第5章 ネット人権侵害を傍観する日本
第6章 ネットパトロール

著者等紹介

吉冨康成[ヨシトミヤスナリ]
京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ophiuchi

9
軍事技術(ARPANET)として開発された技術だが、インターネットとして公開されたときに性善説を前提として運用が始まった。今となってみれば犯罪や人権侵害の温床となってしまったのは必然としか思えず、この本の結論は「儒教的な徳育が必要である」と実現性・実効性に乏しい。インターネットを非合法化することが無意味なのはアメリカの禁酒法をみても明らかだし、結局は自衛するしかないのか…2014/11/17

あいくん

8
☆☆☆2014年に出た本です。インターネットの普及に伴って、トラブルも増加しています。人権侵害にあたる表現も多く見られます。ネット人権侵害対策について考えた本です。インターネットが人権侵害の温床になりやすいのには、匿名性が大きいと見られます。知人とのやりとりを世界上の人が見るということを認識するべきです。飲み屋での会話とインターネットの書き込みはぜんぜん意味が違います。 わたしたちは皆同じ人間であることを忘れてはいけません。 ふだんの生活で守っていることをネットの世界でも守る必要があります。2017/12/07

小野靖貴

4
2chやSNSでの悪質な発言、いわゆるネット人権侵害の調査本。説明が端的、平易で良。インターネットコミュニケーションについて、その母集団や交流の特性など、ポイントが理解できる。3章は具体例で説明され面白い。憲法での人権の位置やネット法制を関連で紹介するのは分かるが、解決策として提示された儒教とその説明には疑問。儒教いるかね?2014/09/23

ybhkr

3
ネットパトロールというのをはじめて知ったが、ある差別ワードから検出されたユーザーの年齢・性別・投稿平均数、学生ならば、中高大学生と、ある意味職種までわかってしまう。とある声優やアニメが好き、アイドルが好き、こんなテーマでこんなことを書いている、とデータ化されていることに彼らは気づいているのだろうか?誰の目にも触れる可能性のある場所に差別的ワードをかいたことにより、自分が解析されているという事実。特に中学生は自分が書いていることがネット犯罪とは無縁のものと思っている。儒教でどうにかなりますかね?2015/10/23

ルナティック

2
巻末の「執筆者紹介」で、各人のコメントが掲載されているが、これを読めば、執筆者の方々が思う「解決策」なるものが見えてくると思った。というか、ここに集約されている?とも思えたが。「ネットの人権侵害の蔓延を阻止するためには~徳育が必要だと~」という論調で、儒教の家族愛に繋がる・・・・。これには、正直驚いてしまった。モラルの低下が、このような問題に繋がる、という主旨は、今までもこれからもあると思うが、儒教・・・なのか・・・と。そういう主張なんだなぁ、という捉え方でした。以前ネットでも、そういう主張の方がいたなぁ2014/11/08

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