都市空間の地理学

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623046805
  • NDC分類 290.173
  • Cコード C3025

内容説明

人文・社会科学の都市論・都市研究の展開のなかで「空間」が分野の枠組みを超えて知のトポスとなっている現在、新たな都市地理学を構想するために必要な伝統と理論を紹介し、都市の社会‐空間を考えるための視座と方法を概説する。

目次

第1部 都市論の胎動(シカゴ学派都市社会学―近代都市研究の始まり;ヴァルター・ベンヤミン―遊歩者と都市の幻像 ほか)
第2部 街路の地理学(シチュアシオニスト―漂流と心理地理学;ミシェル・ド・セルトー―民衆の描かれえぬ地図 ほか)
第3部 都市景観の解釈学(ジェームズ・ダンカンとナンシー・ダンカン―テクストとしての都市景観;消費と都市空間―都市再開発と排除・監視の景観 ほか)
第4部 ポストモダンの地理学?(アンリ・ルフェーヴル―空間論とその前後;デヴィッド・ハーヴェイ―社会‐空間のメタ理論 ほか)

著者等紹介

加藤政洋[カトウマサヒロ]
1972年生まれ。2000年大阪市立大学大学院後期博士課程修了(地理学専攻)、博士(文学)。立命館大学文学部助教授

大城直樹[オオシロナオキ]
1963年生まれ。1980年大阪市立大学大学院後期博士課程単位取得退学。神戸大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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