ミネルヴァ日本評伝選<br> 吉野作造―人世に逆境はない

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ミネルヴァ日本評伝選
吉野作造―人世に逆境はない

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  • サイズ B6判/ページ数 300,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623046768
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0331

内容説明

吉野作造(一八七八~一九三三)政治学者。大正デモクラシー期、「民本主義」を提唱した吉野作造。政治学者としてのみならず、社会事業や文化生活の理想の追求、明治文化研究など、その活動は多彩であった。本書では、「民本主義」に留まらない新しい吉野像を紹介するとともに、郷土宮城県との関わりも明らかにする。

目次

第1章 文学少年として(一八七八~九七)(糸綿商の長男として生まれる;活字世界に目覚める ほか)
第2章 キリスト教への入信と政治学への志(一八九八~一九一三)(キリスト教との出会いと結婚;郷党の誇りとなる ほか)
第3章 「民本主義」の主張と社会活動(一九一四~一八)(第一次世界大戦勃発と『中央公論』への登場;「民本主義」をめぐる論争 ほか)
第4章 国内外におけるデモクラシーの要求(一九一九~二二)(デモクラシー政策を要求する;理想主義の旗を掲げる ほか)
第5章 民間の研究者として立つ(一九二三~三三)(関東大震災下で活動する;朝日新聞社入退社 ほか)

著者等紹介

田澤晴子[タザワハルコ]
1966年東京都生まれ。1994年早稲田大学大学院文学研究科(史学科日本史専攻)博士課程中退。1994年4月~2006年3月吉野作造記念館主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ikkoku-Kan Is Forever..!!

1
吉野作造がどんな人間か知りたくて取り敢えず読んでみた。まず松尾尊兌読めよと思うがご愛嬌。ラストのまとめでさらっと吉野の評価の変遷そのポイントが分かった。ある面で、民本主義→デモクラシー→民主主義という吉野の言葉の変化に即すような軸で吉野を考えて、ラストの政界との関わり辺りを詳しく知れたらなあと何となく思った。でも駆け足で読んだし駆け足で書いてあったので。満州事変以降「赤」なイメージが付与される吉野像の本質が知りたい。信仰が思想を考える上で理解の+に働く人物は良いなというのと、柳田國男との関係にへえ。2012/05/07

井上岳一

1
「民本主義」を唱え大正デモクラシーの思想的リーダーであった吉野作造の本格評伝。吉野作造は完全に忘れ去られた人だけど、今読むとその思想と実践の現代性にびっくりさせられる。論を張るだけでなく、筆で稼いだ金を原資に次々に社会事業を立ち上げる社会起業家でもあった。同時代を生きた田中正造、賀川豊彦と共に、これからの社会を考える上で多くの示唆を与えてくれる「忘れられた日本人」。それにしても、この100年間、日本人は経済的には成長したけれど、社会や精神は全然進歩していないんだなということを痛感させられる。それがとても悔2012/01/21

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