内容説明
「社会科学」が究明すべき課題とは?多様な分野の文系的切り口で環境問題を論じる。
目次
現代社会と環境理解―社会環境学の概括的鳥瞰
1 経済・社会と環境(経済学は環境研究とどう向き合ってきたか―フレドリック・ソディの金融改革提唱の現代的意義;環境政策におけるインセンティブ;バイオマス再生資源化事業における環境管理会計の導入―食品廃棄物リサイクルの事例を中心に ほか)
2 地域と環境(食品廃棄物の再資源化から地域循環社会を考える;環境ガバナンスとマネジメント評価の研究―北九州市および三重県の事例を中心に;交通網の整備と地域的利害の対立―省線甘木線設置問題を中心に ほか)
3 人間・生命と環境(なぜ環境問題による被害住民は自省するのか―東海村JCO臨界事故と被害住民の責任意識;医療環境における医師と患者の関係―医師の治療義務と患者の意思との均衡についての一考察;危機管理のための心のはたらきと心の環境づくり―佐藤一斎に学ぶ危機に対する予防的措置 ほか)
著者等紹介
高多理吉[タカタマサヨシ]
福岡工業大学社会環境学部
野上健治[ノガミケンジ]
福岡工業大学社会環境学部
林泰三[ハヤシタイゾウ]
福岡工業大学社会環境学部
桂木健次[カツラギケンジ]
福岡工業大学社会環境学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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