内容説明
お年寄りや障害をもった人、そして子どもに至るまで、今日の消費生活では、さまざまな人々がトラブルに巻き込まれています。トラブルに遭わないためにはどうすればよいのか。本書では、実際に寄せられた数多くの相談事例を取り上げ、トラブルの未然防止のために何が大切かを提案しました。問題を根っこから考え、「おかしい、納得のいかない」ことには毅然として立ち向かう。法は、そのための大きな支えとなるでしょう。
目次
高齢者の消費トラブル
子どもの消費トラブル
障害をもつひとの消費トラブル
クレジットを使うひと
多重債務に陥るひと
マルチ商法に陥るひと
訪問販売
進化する悪質商法
消費生活と向き合う
著者等紹介
野崎和義[ノザキカズヨシ]
1977年中央大学法学部卒業。中央大学大学院法学研究科博士(後期)課程を経て、九州看護福祉大学社会福祉学科助教授
徳村美佳[トクムラミカ]
2004年中央大学法学部卒業。現在、消費者教育NPO法人お金の学校くまもと代表。熊本県金融広報アドバイザー。消費生活アドバイザー。幼児から高齢者まであらゆる世代を対象に、参加型学習会を中心とした消費者教育活動を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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