出版社内容情報
社会参加を重視し学びの力で地域福祉をひらく。
内容説明
本書のテーマは、福祉のまちづくりを住民の主体的な参加ですすめるための視点と方法を明らかにすることである。社会参加を媒介として福祉と教育の連携をはかり、すべての住民が排除されることなく、ゆたかに交流できる地域社会をつくるという願いを込め、理論と実践を提示している。
目次
序章 住民参加型福祉への視点と方法
第１章 「福祉と教育」の歴史的展開
第２章 地域社会教育実践史にみる「福祉と教育」
第３章 困難を抱えた住民の社会参加と自己実現
第４章 地域リハビリテーション・介護予防と生き方を学びあえる地域づくり
第５章 参加による福祉の学びと「対話」・「ゆらぎ」
終章 参加民主主義の課題と福祉のまちづくり
著者等紹介
辻浩［ツジユタカ］
１９５８年大阪府に生まれる。名古屋大学教育学部卒業、名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。鹿児島女子大学（現志学館大学）文学部講師、高知大学教育学部助教授を経て、現在、日本社会事業大学社会福祉学部助教授
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