出版社内容情報
【内容】
情報社会の特質とその問題点
情報的視点から現代社会の構造を分析、
現代社会の文化的側面を情報化と関連づけて考察する
【目次】
はしがき
序 情報・身体・社会
一 情報ネットワーク社会の構造
1 若者の情報行動と対人関係
2 電子ネットワークの展開と社会的エンパワーメントの可能性
3 情報化と権力
4 情報と制度のドラマトゥルギー
5 機能分化とアイデンティティの行方
二 分化の諸相
6 「絶対速度」の移動体験
7 文化の産業化/産業の文化化
8 ディズニーランドとサイバー都市
9 グローバライゼーションと文化のエージェンシー
索 引
内容説明
個人と社会の関係、権力等々に着目しながら情報社会の特質とその問題点を描き出すとともに、情報化の進展に伴う文化変容を、若者、映像、都市、文化産業、グローバル化の観点から考察する。
目次
情報・身体・社会
第1部 情報ネットワーク社会の構造(若者の情報行動と対人関係;電子ネットワークの展開と社会的エンパワーメントの可能性―電子ネットワークの展開と社会関係への一つの視点;情報化と権力―権力のテクノロジーと行為主体の再配備;情報と制度のドラマトゥルギー―プライバシー保護制度を焦点にして;機能分化とアイデンティティの行方―電子メディアによる身体の超越と復権)
第2部 文化の諸相(「絶対速度」の移動体験―情報化社会の映画をめぐって;文化の産業化/産業の文化化;ディズニーランドとサイバー都市―現代都市の神話とイデオロギー;グローバライゼーションと文化のエージェンシー―カルチュラル・スタディーズと表象の場を/から逆照射する)
著者等紹介
正村俊之[マサムラトシユキ]
1953年生まれ。1983年東京大学大学院社会学研究科単位取得退学。現在、東北大学大学院文学研究科教授
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