知的障害をもつ人の地域生活支援ハンドブック―あなたとわたしがともに生きる関係づくり

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知的障害をもつ人の地域生活支援ハンドブック―あなたとわたしがともに生きる関係づくり

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623036219
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【内容】
知的な障害をもつ人たちに対する援助は能力訓練からQOLを重視した生活支援へと大きく流れを変えようとしている。知的障害者の地域生活と自己決定を支える家族・地域・行政の活動の展開のしかた、利用のしかたハンドブック。

【目次】
1部 地域での生活をつくる営みについて学ぶ

第1章 障害のあるきょうだいとともに生きる
 1 ある「きょうだい」の関係=私と弟の場合
 2 「きょうだい」の「障害のきょうだい」への関わり方と課題
 3 障害のあるきょうだいと「ともに生きる」

第2章 親として子どもの生活を支える
 1 ある障害のある子どもとその家族の風景
 2 パートナーとしての尊重
 3 家族という社会の関係調整
 4 障害のある子どもの内面を育む
 5 大人になった子どもへの支援
 6 親の役割とはなんでしょうか
 
第3章 ボランティア活動と地域参加
 1 ボランティア活動
 2 ボランティア活動原則
 3 「無償性」と「有償性」

第4章 学齢期の生活――障害児教育と地域生活支援について
 1 知的障害児の学校教育
 2 地域生活の現状
 3 放課後・休日の活動を支える

第5章 成人期の余暇活動と地域参加
 1 余暇とは
 2 入所施設における余暇活動
 3 絵画クラブ創出と地域参加
 4 課題とまとめ

第6章 だれもが居場所のあるまちづくり――吉祥寺南町の地域福祉活動について
 1 吉祥寺南町というまちについて
 2 地域福祉活動「南町福祉の会」のあゆみ
 3 懇談会“障害をもつ人にとっても住みやすいまちに!”
 4 障害児が地域で暮らすための放課後活動“ウィズ”について
 5 だれもが居場所を得ていきいき暮らせるまちをめざして

2部 地域支援の活動について学ぶ

第1章 援助者の自己理解――感情・価値・スタイルについて
 1 感情レベルでの自己理解
 2 価値レベルでの自己理解
 3 援助者スタイルの意識化

第2章 自閉症の世界
 1 自閉症とは
 2 自閉症者にとっての自閉症とは
 3 自閉症者と恥の感じ
 4 援助者の役割とその陥穽
 5 自閉症者が自分らしく生きることを援助するために

第3章 卒業後の暮らし――一人ひとりのニーズに応えた支援について
 1 通所施設で活動する
 2 通所施設の実際 
 3 障害のある人も安心して暮らせるまちづくり
 4 今後の課題

第4章 知的障害者グループホーム――「えびす・ぱれっとホーム」の活動について
 1 グループホームの歩み
 2 「えびす・ぱれっとホーム」の実際について
 3 グループホームの今後の課題

第5章 ガイドヘルパー――「サポートネット」の活動について
 1 設立趣旨と経過
 2 行政と財源
 3 スタッフのことなど
 4 活動を支えるための課題

第6章 ショートステイ――「なごみの家」の活動について
 1 ショートステイ利用のようす
 2 ショートステイとは
 3 「なごみの家」の援助活動の基本
 4 ショートステイサービスの今後の課題

第7章 地域生活援助センター――「びーと」での相談活動について
 1 地域生活援助センターの活動
 2 具体的な相談事例 
 3 安心という名の援助

第8章 苦情解決システム――自己決定を支えるしくみとして
 1 権利侵害の実態
 2 福祉オンブズマン制度
 3 苦情解決システム構築の課題

3部 知的障害をもつ人の福祉について学ぶ

第1章 知的障害者福祉施設創設者の生涯と思想――(石井亮一・筆子)
 1 石井亮一の生涯(1867-1937年)
 2 石井筆子の生涯(1861-1944年)
 3 石井亮一・筆子の思想

第2章 教育的保護の展開――滝乃川学園の歩みについて
 1 学園の宗教教育
 2 教育の展開
 3 学園が直面した苦難
 4 教育的保護の特徴

第3章 福祉的保護――入所施設を中心とした対応について
 1 福祉的保護の形成
 2 福祉的保護の限界と在宅福祉

第4章 福祉施設のあり方――ノーマライゼーションについて
 1 入所施設を改善するための理念
 2 脱施設化を促進させる理念
 3 施設の地域開放と社会参加の促進

第5章 基本的人権
 1 なぜ、人権を問題にしなければならないか
 2 人権とはどういうものか
 3 現代日本の知的障害をもつ人権状況
 4 人権保障のさらなる充実を求めて

コラム 1 施設生活のなかの子どもたち
    2 友達への感謝をこめて
    3 自分がありのままでいられる社会

読書コーナー
用語解説
索引

 

内容説明

知的な障害をもつ人たちに対する援助は、能力訓練からQOLを重視した生活支援へと大きく流れを変えようとしています。知的障害者の地域生活と自己決定を支える家族・地域・行政の活動の展開のしかた、利用のしかたハンドブック。

目次

1 地域での生活をつくる営みについて学ぶ(障害のあるきょうだいとともに生きる;親として子どもの生活を支える;ボランティア活動と地域参加 ほか)
2 地域支援の活動について学ぶ(援助者の自己理解―感情・価値・スタイルについて;自閉症の世界;卒業後の暮らし―一人ひとりのニーズに応えた応援について ほか)
3 知的障害をもつ人の福祉について学ぶ(知的障害者福祉施設創設者の生涯と思想;教育的保護の展開―滝乃川学園の歩みについて;福祉的保護―入所施設を中心とした対応について ほか)

著者等紹介

高橋幸三郎[タカハシコウザブロウ]
東京家政学院大学人文学部人間福祉学科助教授。1952年生まれ.1976年法政大学社会学部第2応用経済学科卒業。東京都保谷市役所行政職主事、重症心身障害児施設秋津療育園生活指導員、知的障害児施設滝乃川学園児童指導員、心身障害者通所訓練施設山彦の会作業所指導員、社会福祉法人武蔵野・知的障害者通所厚生施設デイセンターやまびこ主任指導員、特別養護老人ホームゆとりえ主任指導員として勤務。1998年より現職、その間、東北福祉大学大学院修士課程修了、明治学院大学大学院博士課程満期退学。専門分野は社会福祉援助活動論、障害者福祉論。社会福祉法人けやきの杜苦情解決委員会委員長、国立市社会福祉協議会苦情解決システム第三者委員、東京都大田区福祉オンブズマン、日本社会福祉士会生涯研修センター運営委員会副委員長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。