ニューウェーブ子ども家庭福祉
児童虐待とソーシャルワーク実践

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623035083
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
児童虐待の防止等に関する法律が施行され、相談、通告件数は飛躍的に伸びましたが、依然として深刻な様相は変わりません。この結果、児童相談所職員に多くの負担がのしかかっています。
本書はそれらの実態を調査するとともに、ソーシャルワーク実践の今後のあり方、ネットワークの形成はどのようにあるべきか、さらに子ども家庭相談の今後の体制を提示しようとするものです。

【目次】
はしがき(柏女霊峰)
 第1部 児童相談所と児童虐待
(柏女霊峰・中谷茂一・村田典子・才村純・尾木まり・小木曾宏・松原康雄)
第1章 児童相談所における児童虐待への取り組みの実態
第2章 児童相談所における被虐待児童援助の実際
第3章 児童相談所における被虐待事例援助に関する職員の負担
 第2部 児童虐待への挑戦――児童相談所の苦悩
第1章 児童相談所の児童虐待対応の実態と課題(村田典子)
第2章 機関連携の実態と課題(尾木まり)
第3章 児童相談所の体制上の課題と克服に向けて(中谷茂一)
第4章 相談援助の課題とその克服に向けて(松原康雄)
第5章 研修とスーパービジョン体制の充実に向けて(才村 純)
第6章 ネットワーク形成上の課題とその克服に向けて(小木曾 宏)
第7章 新たな児童家庭相談体制の再構築に向けて(柏女霊峰)
 第3部 児童虐待防止法の施行とソーシャルワーク実践
第1章 児童虐待防止法の成立とその意義、課題(才村 純)
第2章 児童虐待対応の仕組みとソーシャルワークの課題(柏女霊峰)

内容説明

児童虐待の防止等に関する法律が施行され、相談、通告件数は飛躍的に伸びたが、依然として深刻な様相は変わらない。この結果、児童相談所職員に多くの負担がのしかかっている。本書はそれらの実態を調査するとともに、ソーシャルワーク実践の今後のあり方、ネットワークの形成はどのようにあるべきか、さらに子ども家庭相談の今後の体制を呈示しようとするものである。

目次

第1部 児童相談所と児童虐待(児童相談所における児童虐待への取り組みの実態;児童相談所における被虐待児童援助の実際;児童相談所における被虐待事例援助に関する職員の負担)
第2部 児童虐待への挑戦―児童相談所の苦悩(児童相談所の児童虐待対応の実態と課題;機関連携の実態と課題;児童相談所の体制上の課題と克服に向けて;相談援助の課題とその克服に向けて;研修とスーパービジョン体制の充実に向けて;ネットワーク形成上の課題とその克服に向けて;新たな児童家庭相談体制の再構築に向けて)
第3部 児童虐待防止法の施行とソーシャルワーク実践(児童虐待防止法の成立とその意義、課題;児童虐待対応の仕組みとソーシャルワークの課題)

著者等紹介

柏女霊峰[カシワメレイホウ]
淑徳大学社会学部社会福祉学科長・教授・同大学院教授、臨床心理士。日本子ども家庭総合研究所子ども家庭政策研究担当部長。社会保障審議会臨時委員、東京都児童福祉審議会権利擁護部会副部会長、千葉県運営適正化委員会委員、千葉県スクールアドバイザー、放送大学担当講師等
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。