出版社内容情報
【内容】
本書は、産業組織論の対象とする産業の実態、歴史を概観し、産業の発展、企業の成長がどのように産業組織論とつながっているのかを理解することからはじめ、企業間競争、産業再編成などを具体的事例をもって詳解している。従来の産業組織論と現状の間隙をうめ、これから企業で働く学生をはじめ、営業、起業といった経済活動において現実的に有益な知識を身につけることに主眼をおいた画期的な産業組織論テキスト。
【目次】
第I部 戦後日本の産業発展と産業組織論の概観
1. 産業組織論の実践的入門
2. 産業と企業の浮沈
3. 産業と政策
4. 市場競争の諸モデル
第II部 企業間競争と市場の理論
5. 寡占競争と集中度
6. 寡占競争の基本
7. クールノーモデルとその応用
8. 動態的競争の基本形
9. 動態的競争の諸手段と実例
10. 組織としてみた企業
第III部 産業再編成とベンチャー
11. カルテルと協調行動
12. 企業間提携と産業再編成
13. ベンチャー企業と産業組織
索引
内容説明
本書は、現代の産業、企業行動の変化を読みとくための、経済学の基礎的枠組みに則った産業組織論の戦略的な入門書である。産業組織論の多彩なテーマを再編成し、近年の新しい企業行動、ベンチャー、産業再編成などを詳しく説明して、最近の事例や潮流をできるかぎり盛り込んだ。
目次
第１部 戦後日本の産業発展と産業組織論の概観（産業組織論の実践的入門；産業と企業の浮沈；産業と政策 ほか）
第２部 企業間競争と市場の理論（寡占競争と集中度；寡占競争の基本；クールノーモデルとその応用 ほか）
第３部 産業再編成とベンチャー（カルテルと協調行動；企業間提携と産業再編成；ベンチャー企業と産業組織）
