家族社会学研究シリーズ
教育期の子育てと親子関係―親と子の関わりを新たな観点から実証する

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623031306
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
いじめ、不登校、犯罪の低年齢化など子どもたちを取り巻くトピックスには事欠かない。しかし、問題行動や逸脱行動を引き起こしている子どもたちの多くが“ふつう”の家庭で育っている“ふつう”の子どもたちだとすれば、現代の“ふつう”の家庭環境についての実証研究は非常に意義深い。戦後50年の変化のなかで、親子関係はどのように変化してきたのか、子どもの育て方や躾け方にどのような変化が見られるのか……、親子関係に関する調査データに基づき現代の子育てと親子関係を詳細に分析する。

【目次】
はしがき
 第1部 戦後の親子関係研究から
第1章 未成人子の親子関係研究のレビューと課題
第2章 「子育てと親子関係調査」の概要
 第2部 子育てと親子関係の現代的特徴
第3章 子育ての世代間分析
第4章 親からみた子との関係
第5章 子どもからみた親との関係
 第3部 子育てと親子関係の現代的諸課題
第6章 夫婦関係満足度と親子関係
第7章 家族階層と子育て
第8章 子どもの教育への期待と親子関係
第9章 子育てにおけるジェンダー
第10章 親の生き方と親子関係
第11章 子育てにおける人権教育
あとがき
付録/索引

内容説明

実証研究からみる親子の実態。現代社会における“ふつう”の子どもと家庭の実態をあきらかにし、親子関係を新たな観点から見直す。

目次

第1部 戦後の親子関係研究から(未成人子の親子関係研究のレビューと課題―実証研究を中心に;「子育てと親子関係調査」の概要)
第2部 子育てと親子関係の現代的特徴(子育ての世代間分析;親からみた子との関係―父親と子どもの関係を中心に;子どもからみた親との関係―子どもの手伝いをめぐる親子関係を中心に)
第3部 子育てと親子関係の現代的諸課題(夫婦関係満足度と親子関係;家族階層と子育て;子どもの教育への期待と親子関係 ほか)

著者等紹介

高田洋子[タカタヨウコ]
1950年生まれ。現在、福井大学教育地域科学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。