出版社内容情報
【内容】
イギリス経済の停滞、「更年期」、絶対的衰退が言われた19世紀末大不況期、マーシャルの時代、19世紀システムが行き詰まったケインズの時代、第二次大戦後カルドアの時代──。その時代時代の経済学者は政策課題をどのように捉え、どのような経済学・経済思想を構築したのだろうか。
本書では、19世紀末大不況から1990年代サッチャーの時代までをカバーし、それぞれの時代の政策課題を、100年にわたるイギリス経済の変遷とともにあとづけ、それらをめぐる政治的対立・経済的背景を考察する。
【目次】
序 イギリス100年の政治経済学に向けて
1. イギリス産業の停滞とアシュレー、マーシャル
2. 新古典派経済学と産業政策
3. 自由貿易と関税改革
4. 新自由主義とフェビアニズムの政治経済学
5. 雇用政策、産業合理化をめぐるケインズと大蔵省
6. ケインズの雇用政策
7. 帝国統合の構想の破綻
8. EC加盟論争
9. 国有化・民営化と戦後経済の軌跡
関連年表
人名・索引事項
内容説明
イギリス経済の停滞、「更年期」、絶対的衰退が言われた19世紀末大不況期、マーシャルの時代、19世紀システムが行き詰まったケインズの時代、二次大戦後カルドアの時代―。その時代時代の経済学者は政策課題をどのように捉え、どのような経済学・経済思想を構築したのだろうか。本書では、19世紀末大不況から1999年代サッチャーの時代までをカバーし、それぞれの時代の性格と政策課題を、100年にわたるイギリスの経済の変遷とともにあとづけ、それらをめぐる政治的対立・経済的背景を考察する。
目次
序 イギリス100年の政治経済学に向けて
1 イギリス産業の停滞とアシュレー、マーシャル
2 新古典派経済学と産業政策
3 自由貿易と関税改革
4 新自由主義とフェビアニズムの政治経済学
5 雇用政策、産業合理化をめぐるケインズと大蔵省
6 ケインズの雇用政策
7 帝国統合の構想の破綻
8 EC加盟論争
9 国有化・民営化と戦後経済の軌跡