Minerva現代経済学叢書<br> イギリス100年の政治経済学―衰退への挑戦

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Minerva現代経済学叢書
イギリス100年の政治経済学―衰退への挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623030491
  • NDC分類 332.33
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
イギリス経済の停滞、「更年期」、絶対的衰退が言われた19世紀末大不況期、マーシャルの時代、19世紀システムが行き詰まったケインズの時代、第二次大戦後カルドアの時代──。その時代時代の経済学者は政策課題をどのように捉え、どのような経済学・経済思想を構築したのだろうか。
本書では、19世紀末大不況から1990年代サッチャーの時代までをカバーし、それぞれの時代の政策課題を、100年にわたるイギリス経済の変遷とともにあとづけ、それらをめぐる政治的対立・経済的背景を考察する。

【目次】
序 イギリス100年の政治経済学に向けて

1. イギリス産業の停滞とアシュレー、マーシャル
2. 新古典派経済学と産業政策
3. 自由貿易と関税改革
4. 新自由主義とフェビアニズムの政治経済学
5. 雇用政策、産業合理化をめぐるケインズと大蔵省
6. ケインズの雇用政策
7. 帝国統合の構想の破綻
8. EC加盟論争
9. 国有化・民営化と戦後経済の軌跡

関連年表
人名・索引事項

内容説明

イギリス経済の停滞、「更年期」、絶対的衰退が言われた19世紀末大不況期、マーシャルの時代、19世紀システムが行き詰まったケインズの時代、二次大戦後カルドアの時代―。その時代時代の経済学者は政策課題をどのように捉え、どのような経済学・経済思想を構築したのだろうか。本書では、19世紀末大不況から1999年代サッチャーの時代までをカバーし、それぞれの時代の性格と政策課題を、100年にわたるイギリスの経済の変遷とともにあとづけ、それらをめぐる政治的対立・経済的背景を考察する。

目次

序 イギリス100年の政治経済学に向けて
1 イギリス産業の停滞とアシュレー、マーシャル
2 新古典派経済学と産業政策
3 自由貿易と関税改革
4 新自由主義とフェビアニズムの政治経済学
5 雇用政策、産業合理化をめぐるケインズと大蔵省
6 ケインズの雇用政策
7 帝国統合の構想の破綻
8 EC加盟論争
9 国有化・民営化と戦後経済の軌跡

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッキー提督

3
同時代の経済学者の議論を見ることでイギリスの経済政策を分析する一冊。サブタイトルにあるように、各時代における衰退への「処方箋」を分析することになる。50年代~70年代の全体的な分析がなかったのが残念。大学図書館にて。2017/03/24

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