出版社内容情報
【内容】
集合論の基本的事項を算術の論理的基礎づけの問題や超限回帰を含めて明快にとりあつかった。論理学・哲学をこころざす人や初等数学を越え、より進んだ数学を学ぼうとする人のすぐれた集合論への入門書である。
【目次】
1 外延性公理
2 分出公理
3 非順序対
4 合併集合と共通部分
5 補集合とベキ集合
6 順序対
7 関係
8 関数
9 族
10 逆と合成
11 数
12 ペアノの公理
13 算術
14 順序
15 選択公理
16 ツォルンの補助定理
17 整列
18 超限回帰
19 順序数
20 順序数の集合
21 順序数算術
22 シュレーダー・ベルンシュタインの定理
23 可算集合
24 基数の算術
25 基数