出版社内容情報
【内容】
J.クラッパムの『イギリス経済史概説』の後をうけて，産業革命から現代まで二世紀のイギリス経済史を，成長論的立場から概説｡構成のユニークさ，目くばりの良さ，何よりも読み易さにおいて，今なお一級の名著｡
【目次】
第一編 工業国の発達 一七五〇－一八三七年
第一章 人口
第二章 農業と土地制度
第三章 鉱山業と製造工業における革新の過程
第四章 輸送と外国貿易
第五章 投資・銀行業および経済の不安定
第六章 国家と対外収支
第七章 対仏戦争の社会的背景とその影響
第二編 ヴィクトリア時代およびその後の経済 一八三七－一九三九年
第八章 一八八〇年までのヴィクトリア時代の経済生活
第九章 工業国の盛衰 一八八〇－一九三九年
第十章 ヴィクトリア朝初期および中期における産業と社会階層
第十一章 福祉国家の起源 一八八〇－一九三九年
第十二章 列強中の首位 一八八〇年以前の世界経済の指導者イギリス
第十三章 挑戦をうける指導者
－世界経済におけるイギリス 一八八〇－一九三九年
