家族の死 (新装)

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家族の死 (新装)

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622049890
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C1047

出版社内容情報

反精神医学の立場に立つ著者が熾烈に家族を批判。搾取する社会基盤としての家族の虚偽を衝く。

内容説明

著者は1931年南アフリカのケープタウンに生れた。大学を卒業後、医師としてロンドンの病院に勤務、精神病院の在り方に疑問をもち「反精神医学」の狼煙を上げる。R.D.レインの、いうならば一の弟子である。分裂病者のための実験病棟ヴィラ21を担当した。本書は分裂病者の家族研究に源をもつ。著者によれば「家族とはその社会的な義務としてわれわれの経験を曖昧なやり方で濾過し、われわれの行為から純真でゆたかな自発性を奪ってしまう組織」なのである。この「家族」は死なねばならない。その後に初めて、自己、愛、やさしさが再生されるのだ、と著者はいう。

目次

家族の死
愛の地誌
革命の二つの顔
教育の終り―一つの始まり
君の豚肉に思いこがれよ
治療の彼岸
愛と狂気の革命
“死”と革命
わが最後の意志と誓約
格言の贈物
前・誕生日おめでとう
献呈の辞

著者等紹介

クーパー,デーヴィッド[Cooper,David]
1931年南アフリカのケープタウンに生れる。1955年ケープタウン大学を卒業。医学士、外科学士となり、ロンドンに出ていくつかの病院に勤務。分裂病者のための実験的な病棟ヴィラ21を担当した。現在フィラデルフィア協会の精神医学的共同社会の計画に参与。また、現象学研究所長でもあった。著書に『理性と暴力』(レインとの共著、1964年、番町書房、1973年)『反精神医学』(1967年、岩崎学術出版、1974年)
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感想・レビュー

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抹茶ケーキ

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反精神医学の旗手クーパーの家族批判。近代的核家族は、抑圧と搾取のシステム、つまり結局のところブルジョワ的である。そのような家族ではなく、「人間が選択によってその中に入ることができ、またそこでなされなければならないことをやり終えた時には再び選択によってそこからぬけ出すことができるような家族」(p. 19)をつくらなければならない。みたいな話。いかにもこの時期の左翼の人の本だなと思った。2016/10/13

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