PCRの誕生―バイオテクノロジーのエスノグラフィー

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PCRの誕生―バイオテクノロジーのエスノグラフィー

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  • サイズ B6判/ページ数 262,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622039624
  • NDC分類 464.27
  • Cコード C0040

出版社内容情報

遺伝子工学の夢の技術はいかにして生まれたか。バイテク・ベンチャー企業をめぐる科学人類学。

内容説明

PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)は、微量のDNA断片を短時間のうちに無限に増幅させることを可能にする技術である。遺伝物質を操作する能力をとてつもなく拡張させるこのPCR法は、いまや、遺伝子治療、農畜産食品、製薬から、親子鑑定、犯罪捜査、古生物学まで、およそ生きものに関わる研究分野の可能性と活動を根底から変貌させた。バイオテクノロジーにおける世紀の大発明とされるこの夢の技術はいかにして生まれたか?本書は、人類学者であり、フランスの思想家ミシェル・フーコーの研究者としても知られる著者が、PCR法の発明・開発の経緯、この開発がなされた環境、そしてこの技術と環境を形成し、逆にそれらによって形成された主役たちの実像をエスノグラフィー(民族誌)の手法で描いた異色の物語である。

目次

1 バイオテクノロジーの方へ
2 シータス社―信頼に足る勢力
3 PCR―実験環境と概念の産物
4 概念から道具へ
5 実用性のチェック
結論―ちょっとした道具

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

64
文化人類学の基本書30で取り上げられていて、現物を偶然見つけたので借りる。80年台からの米国バイオテクノロジーベンチャー企業シータス社の研究者や経営者などにインタビューし、移り変わりを文化人類学的視点で描く。てっきり、のちにノーベル賞を受賞するRCP、遺伝子情報を増大させる手法を生み出したキャリー・マリスが主役かと読んでいったがそうではない。彼はクビ寸前のはみ出し者で、アイデアだけしかなかったそうだ。多数のスタッフと高額な研究機器が必須な現代の科学研究の実態に驚く。専門用語が連発する箇所は飛ばした。2018/07/09

Lazy8

1
これを読んだころ(出版直後かと思う)、「PCR」=ポリメラーゼ・チェーン・リアクションなんていう言葉が世間にあふれる日々が来ようとは思わなかったので久々に手に取った。20世紀の偉大な発明の1つであろうPCR誕生のドキュメント…ではなく、エスノグラフィの手法でPCR誕生を巡る界隈のムラ人の生態を豊富なインタビューなどで活写した内容。日本では科学者は純粋に科学を愛した結果ノーベル賞をもらうに至ったんだよというような神話的イメージがなぜか共有されているように思うんですが、当然ながら米国ではそんなわけは(文字数

driver1988

0
私はテッキリPCRが発明されるまでの伝記かと思っていたのだが、違った。著者がそもそも分子生物学者ではないからだ。2010/12/13

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