内容説明
基礎編では煩雑なテンソル解析は用いず、基本的な線形代数と微積分の知識のみを前提とし、計算過程を丁寧に示す。さらに実際の解析に際しての留意点も記し、理論を理解し応用できるように構成。実践編では、ソフトウェアの用い方も丁寧に記し、自ら手を動かし、学習できる。
目次
基礎編(有限要素法の概要;有限要素法の原理;有限要素の定式化;熱伝導解析の基礎と有限要素法;非線形解析の基礎と有限要素法;動的解析の基礎と有限要素法)
実践編(基本例題 矩形平板の静解析;例題1 ポスト形ジブクレーンの静解析、座屈解析;例題2 炉壁の熱伝導解析;例題3 丸穴付き平板の非線形解析;床版スラブの衝撃解析;街路灯の動的応答解析)
著者等紹介
野村大次[ノムラダイジ]
1974年名古屋工業大学大学院工学研究科修士課程修了。三井造船株式会社入社。2001年ものつくり大学教授。2013年ものつくり大学名誉教授
岩崎博[イワサキヒロシ]
1967年大阪市立此花工業高校機械技術科卒業。三井造船株式会社(大阪)造船工場入社。1971年大阪大学工学部造船学科留学(2年間)。1973年三井造船株式会社造船設計部一時期子会社へ出向。2012年三井造船株式会社退職。計算工房Kent設立。2013年ものつくり大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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