内容説明
本書は力学全般を、平易に解説した教科書である。特に、相対性理論との関係に留意して書かれ、相対論的力学との対比によってニュートン力学の原理がより深く理解できるよう記述されている。また、力学の理解に欠かせない保存則と質点系・剛体の問題も詳しく解説する。
目次
1 運動学とベクトル
2 運動の法則と質点の運動
3 運動法則の積分と保存則
4 中心力と惑星の運動
5 中心力相互作用による粒子散乱
6 相対運動と非慣性系における運動方程式
7 質点系の運動
8 剛体の運動
9 固定点のまわりの剛体の回転運動
10 固定点のない剛体の運動