内容説明
植物バイオテクノロジーへの関心に伴い、細胞培養は一つの手段として広く普及している。本書は細胞培養の基本技術の確立とその操作法から培養した細胞や組織を用いて高度の学術研究にこれらを応用する方法まで網羅されている実験書である。
目次
1 カルス培養と細胞懸濁培養の単離と維持
2 半数体細胞の培養
3 植物プロトプラストの単離・培養・遺伝子操作
4 阻害剤抵抗性の植物細胞の選択
5 胚発生・器官形成・植物体再生
6 植物組織培養による維管束分化の研究
7 細胞懸濁培養による二次代謝産物形成
8 凍結保存と細胞生殖質の保存
9 組織培養による植物病理学研究―ウイルス
10 組織培養による植物病理学研究―カビ