出版社内容情報
時間,長さ,広さ,重さ,価格などは,一つの変量の値が決まれば他も決まるという関数関係が成り立つことが多い。微分とは,与えられた関数の導関数を求める演算のことで,その逆演算が積分である。本書は,初めて微分積分を学ぶ読者を対象に,変量,関数,導関数,微分,積分,微分方程式の基礎をわかりやすく解説。時間や長さなど身近にある変量や関数関係を認識することは,世の中を理解しより積極的に対応するために役立つことがわかるだろう。
1.関数と逆関数
2.上限・下限,関数の極限値
3.指数関数と対数関数
4.三角関数と逆三角関数
5.導関数 6.関数の生成
7.微分と2次導関数
8.平均値の定理とテイラーの定理
9.不定積分
10.1階の微分方程式
11.2階線形微分方程式
12.定積分
13.数列の極限値
14.多変数関数への発展Ⅰ
15.多変数関数への発展Ⅱ