出版社内容情報
日本企業の経営のあり方は、第二次世界大戦後の経済状況とその歴史的変化に対応して、国内外から良くも悪くも評価されてきた。日本的経営の特徴とは何か。それはどのように変化し、競争優位はどこにあったのか。今後はどのような形で日本的経営の競争優位を発揮できるのか。経営学の基本的問題を第二次世界大戦後の高度成長期('60~'70)、安定成長期('80)、グローバル競争期('90~)に分けて検討。日本的経営の将来方向を探った書。
1.日本的経営の諸特徴
2.終身雇用制
3.年功賃金制度
4.企業別組合
5.系列・下請け
6.ME技術革新と新しい組織構造
7.チーム作業方式
8.フラット型管理組織
9.雇用制度のフラット化
10.成果主義賃金
11.ネットワーク型企業間関係
12.規制と規制緩和の諸問題
13.公的サービスの供給方式の多様化
14.アメリカにおける日本的経営
15.中国における日本的経営