キューピッドとプシケー

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(頁/高さ 30X22cm
  • 商品コード 9784593502554
  • NDC分類 K726
  • Cコード C8797

出版社内容情報

ある都にプシケーという、それは美しい娘がおりました。人々はヴィーナスを敬うことを忘れ、プシケーに祈りを捧げるほどでした。ヴィーナスは大いに怒り、プシケーを恋のどれいにするよう図るのでした。

6歳から

内容説明

昔、ある都に。王さまに王妃さまが住んでいました。ふたりの間には、美しい3人の娘がありましたが、なかでも、末娘プシケーの美しさはとても言葉ではいいあらわせないほど。人びとは女神ヴィーナスをうやまうことを忘れ、プシケーに祈りをささげるようになりました。それを知ったヴィーナスは大いに怒り、息子の恋の神キューピッドにいいつけ、プシケーの恋のどれいとするよう、たくらむのでした。有名なギリシャ神話を素材にした、華麗な愛の物語―世紀末の巨匠ペーターが描く〈美〉の物語世界を、鬼才ル・カインが彩どる、異色の芸術絵本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

156
文は19世紀イギリスの巨匠ウォルター・ペーター。ギリシャ神話に題材を得つつも、幻想的で耽美的な物語世界が描かれる。ただ、後半は難題譚や見るなの禁など、昔話の常道のうちに終息するのはやや残念だ。また、プシケーは徹底して受動的で進歩がないのだが、考えてみれば美は思索の対極にあるのかもしれない。ル・カインの絵は、あえてモノトーンに徹しているが、かえって幻想性を高めており、極めて高い効果をあげている。ビアズリーのようでもあり、また古代ギリシャやエトルリアの壺などに描かれた絵のようでもある。世紀末に見る古代の夢か。2013/12/10

KAZOO

123
これもエロール・ル・カインの絵本ですが、白黒だけの芸術作品といった方がいいくらいの出来栄えです。私はこの話はあまり知りませんでしたが、比較的大人向きの絵本のような感じで読みました。日本でも同じような感じの話があるように感じます。2017/08/15

Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房

112
ギリシア神話を題材にしたラブストーリー。ヴィクトリア朝時代の文人ウォルター・ペーターの物語の一章を、『イメージの魔術師』エロール・ル・カインの絵が彩る美しい絵本。描かれるのは人間の娘とキューピッドの恋。母ヴィーナスに憎まれたプシケーとの愛を成就させるため、キューピッドは策を練る。しかし、その深慮遠謀は彼女には届かず、何度も間違いを繰り返す。時には不安から、時には好奇心から。しかし、自分の矢が刺さって恋に落ちたキューピッドも良い勝負。人も神も恋した者は愚かな振舞いをするという事かな。1990年8月初版。2016/04/20

免疫力爆上げした ♪みどりpiyopiyo♪

73
昔、ある都に王様と王妃様が住んでいました。二人には美しい三人の娘がありましたが、中でも末娘プシケーの美しさは言葉では言い表せない程。■美しい絵本を読みました。稀代の美しさ故 ヴィーナスの怒りを買ったプシケーと、ヴィーナスの息子キューピッドのお話です。■文は19世紀末の巨匠ウォルター・ペーター。絵は「オリエンタルな西洋」を描く20世紀の鬼才エロール・ル・カイン。白黒の絵がそれは美しく、船漕ぎ手や切り立った山などが印象的。■有名なギリシャ神話を素材にした華麗な愛の物語でした。(文 1885年、絵 1977年)2018/10/30

小夜風

34
【図書館】エロール・ル・カインの描くギリシャ神話。プシケー、キューピッド、ヴィーナス、西風のゼフィロス…初めて読んだのに、何故か懐かしくて、あれ?このお話、私知ってる?と、不思議な気持ちに…。いろんなお話が混ざっているような印象でしたが、私は多分手塚治虫の「ユニコ」の印象が強いのかと思います。全編モノクロなのですが、エロール・ル・カインの絵は本当にうっとりする程美しいです♪2014/03/28

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