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出版社内容情報
卒業間近にハニー&モリが関係決裂、決闘へ!? さらに謝恩会ではハルヒと環にハプニングが!! 戸惑う二人だがそんな中、環の本邸入りが決定。本邸での生活を始めた環は「部を辞める」と宣言して――!? 他、ハルヒの両親の出会い&双子と祖母の秘密を描いた特別編二編も収録☆ 2010年4月刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
53
今までの大前提を覆し、閉じられた時間軸から外れて物語が動き始めました。(訳:今更、年を取らないサザエさんワールドじゃなくなっただとwww?)・・・そんなわけで、モリ先輩とハニー先輩がサクッと桜蘭高校を卒業し、その弟sが入学してまいりました。コメディ色を抑えて、まずは環の背景に張りまくっていた伏線から回収です。この巻では『ハルヒ父とハルヒ母の物語』にハートを射抜かれました。死別という2人の今後を知っている読者にとっては、否応もなく脳内で切なさが加味されるという、シリーズ物の醍醐味溢れるラブストーリーでした。2013/02/11
らぴ
13
なんともシリアスな展開……長くなってきた連載をどう引き延ばして行くのかと思っていたのだが、伏線はあったエピソードなのでなんだかうまいなぁ……と感心した。ハルヒの両親の話がすごく良い! 本編が暗めだったので、一服の清涼剤に(笑)。2010/04/05
ako
11
ホスト部を閉鎖してハルヒを遠ざけ、第二邸の人達やアントワネットと離され、祖母のいいなりにされている環ですが、環の父の想いがわかりません。おまけにハルヒをアメリカ留学させようなんて…環の母重病説も気になります。ストレスの溜まる今巻でした。 番外編の若き日のハルヒの両親のお話でした。思っていた以上にラブラブで嬉しかったです。2014/11/02
わたよぴ
11
16巻目。ついにハニー先輩&モリ先輩が卒業。二人の決闘も面白くオチには笑ってしまった。モリ父とハニー父も出てきて二人の話の掛け合いも面白かった。そしてハプニングだけど環とハルヒの初チューにニヤニヤ♡環もついに本邸に入る事を許されたが陰で不穏な動きが。巻末の特別編。ハルヒの父と母の出会いのエピソードと双子の強烈に個性的なお婆さんの話も読めて内容の濃い1冊だった~♪2014/08/24
ソラ
10
思いついてランダム再読。この巻はとうとう環の本邸入り。そしてホスト部の…と、本編的には急展開なのだけど、ハルヒ両親と、常陸院家の話の方が印象深かったのは何故だ。和葉グランマが素敵すぎる。2014/07/21