ものと人間の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588210617
  • NDC分類 665.6
  • Cコード C0320

出版社内容情報

漁網を中心に,網に関する基本資料を網羅して網の変遷と網をめぐる民俗を体系的に描き出し,網の文化を集成する。「網に関する小事典」「網のある博物館」を付す。

内容説明

魚や鳥獣を捕獲する目的で創案された網は、文化のあらゆる分野に応用され、人間生活を豊かに彩ってきた。日本人に身近な漁網を中心に、網に関する基本資料を網羅して網の変遷と網をめぐる民俗を体系的に描き出し、網の文化を集成する。

目次

序章 網とはどういうモノか
第1章 網と網漁の歴史
第2章 網漁具の種類
第3章 日本の網と網漁
第4章 近世・江戸期の網具と網漁
第5章 河川・湖沼での網漁
第6章 捕猟と網―鳥類を捕える網
第7章 網と網漁の周辺
第8章 網に関するはなし

著者等紹介

田辺悟[タナベサトル]
1936年神奈川県横須賀市生まれ。法政大学社会学部卒業。海村民俗学、民具学専攻。横須賀市自然博物館・人文博物館両館長を経て、現在、千葉経済大学教授。文学博士。日本民具学会会長、文化庁文化審議会専門委員など。著書:『日本蜑人(あま)伝統の研究』(法政大学出版局・第29回柳田国男賞受賞)ほか
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