りぶらりあ選書<br> 差異の文化のために―わたし、あなた、わたしたち

りぶらりあ選書
差異の文化のために―わたし、あなた、わたしたち

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  • サイズ B6判/ページ数 138p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588021435
  • NDC分類 152.1
  • Cコード C1336

出版社内容情報

女たちと男たちとの差異の地平を築きながらも,様々な不平等の分析と修復,男女の豊かな共生を考えるフェミニズムの新戦略。より柔軟で具体的な方向を模索する。

内容説明

女たちと男たちとの差異の地平を築きながらも、さまざまな不平等の分析と修復、男女の豊かな共生を指向するフェミニズムの新戦略。

目次

ささやかな宣言―平等を要求する女たちか、それとも差異を主張する女たちか
女の系譜の忘却
宗教的ならびに世俗的神話
女の言説と男の言説
母性の秩序について
差異の文化
女として書くこと
「わたしはエイズにかからない」
性と言語の性
生命の権利
なぜ性別のある権利を規定しなければならないか
「男よりも女」
あなたの健康とは何か、誰のことか
わたしたちの美をどのようにして創造すべきか
年はいくつですか
言葉の代価
それでは―いつになったらわたしたちは女になるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nranjen

4
図書館本。おそらく後期に書かれたであろう著作。大まかにいえば、妊娠出産という創造に基づく女性としてのアイデンティティを無視して、女性が男性になる、中性になるというのは間違っており、家父長制が生まれる前に立ち戻り、母娘関係を復権すべきだということが主張されている、と読んだ。フロイト、そしてラカンの理論って本音びっくりやわーと思っていた自分にとって、イリガライは反ラカンなのかと思いきや、wikiで見るとラカンの弟子でびっくり。色々知らないことがある。2020/12/03

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