叢書・ウニベルシタス
心・身体・世界―三つ撚りの綱/自然な実在論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 291,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008306
  • NDC分類 133.9
  • Cコード C1310

出版社内容情報

パトナムが形而上学的実在論から内的実在論を経て「自然な実在論」へと自らの哲学的立場を大変身させた注目の書

内容説明

「形而上学的実在論」から「内的実在論」を経て「自然な実在論」へと自らの哲学的立場を大変身させた注目の書。

目次

第1部 意味・無意味・感覚―人間はどのような心的能力をもつか(実在論の二律背反とは何か;オースティンが肝心―「もう一つの素朴さ」の必要性;認知の相貌)
第2部 心と身体(「私は「機械仕掛けの恋人」なるものを思いついた」;何かを“信じる”という心のあり方は「内的状態」か;心理‐物理相関)
第3部 後書き(因果と説明;現れは「クオリア」なのか)

著者等紹介

パトナム,ヒラリー[パトナム,ヒラリー][Putnam,Hilary]
1926年シカゴに生まれる。48年ペンシルベニア大学哲学部卒業。51年カリフォルニア大学(UCLA)で哲学博士号(Ph.D.)を取得。その後、ノースウェスタン、プリンストン、MITなどの大学で教鞭をとり、65年以降はハーバード大学哲学部教授を務め現在同大学名誉教授。現代アメリカを代表する哲学者で、論理実証主義の批判的検討はじめ、数理論理学・科学哲学・言語哲学・心身問題、さらには倫理や歴史の哲学など多方面のテーマについて、斬新なアイデアを提起し、世界の哲学界をリードしてきた

野本和幸[ノモトカズユキ]
1939年生。東京都立大学名誉教授。創価大学文学部教授。現代哲学専攻

関口浩喜[セキグチヒロキ]
1961年生。福岡大学人文学部助教授。現代哲学専攻

渡辺大地[ワタナベダイチ]
1971年生。東京学芸大学非常勤講師。現代哲学専攻

入江さつき[イリエサツキ]
1971年生。東京都立大学大学院修士課程修了。現代哲学専攻

岩沢宏和[イワサワヒロカズ]
1966年生。東京都立大学大学院博士課程在学中。現代哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。