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叢書・ウニベルシタス
フィレンツェのサッカー―カルチョの図像学

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  • サイズ B6判/ページ数 159,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007873
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C1322

出版社内容情報

J.カロの銅板画を図像学的に読み解きつつ,サッカーの誕生を権力が群集を必要とする経緯としてとらえる。ルネサンス期の謝肉祭論.宮廷文化論.暴力論でもある。

内容説明

権力が群集を必要とする経緯を通して描く、もうひとつのサッカー誕生史。図像学の方法による謝肉祭論・宮廷文化論・暴力論。

目次

1 カルチョ・フィオレンティーノ(ジャック・カロの『鼓手』;ボールとなった首 ほか)
2 町内祭りから国家カルチョへ(共和国カルチョ;メディチ家のカルチョ ほか)
3 宮廷の修養(貴族の鍛錬;心身の鍛練 ほか)
4 秩序と不穏(内部と外部の「支配」;緊張と弛緩 ほか)

著者等紹介

ブレーデカンプ,ホルスト[ブレーデカンプ,ホルスト][Bredekamp,Horst]
1947年に生まれる。1982年、ハンブルク市主催のアビ・ヴァールブルク賞を受賞。同年よりハンブルク大学教授、1991年にはプリンストン大学の客員研究員を務めた。1993年以降ベルリン・フンボルト大学教授(芸術史)

原研二[ハラケンジ]
1949年、宮崎県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(独文学専攻)修了。名古屋大学講師を経て、現在、東京都立大学人文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

あかふく

3
サッカーのもとであるカルチョを描いたジャック・カロの銅版画から何が読み取れるのかということを書いたもの。書き方が上手く、主題も面白いし、小著としてまとまりもありとてもいい。カルチョが祝祭の形式として発展していくにしたがって、ボールが様々な意味(メディチ家の象徴である玉との重なり、太陽や月との重なり、そして金玉)を持つこと、また競技自体が心身の鍛錬に役立ったり、華麗さを表現したり、心の重荷を振り払ったりということに結びつけられ、最終的に諷刺されていくことを書いていく。2013/05/27

EnJoeToh

1
楽しい。2012/03/04

毒モナカジャンボ

0
「サッカーは貧者のスポーツ」というイギリス経由の神話を解体する。フィレンツェのサッカー=カルチョの変遷をたどる。共和国から公国への変遷の中で最初からカルチョやる気満々だったメディチ家は次第にカルチョを儀式化し、メディチ家紋章の玉をカルチョのボールに結びつけ、カルチョを巨大なエンターテイメントとして発展させていく。儀式化したカルチョの軟弱さを皮肉る詩が出たり、あまりに熱狂する民衆らを見かねマナーや罰則の整備が行われたりと面白い話がいっぱい。現実と虚構の間を曖昧にするスポーツ。2019/02/27

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