叢書・ウニベルシタス
他性と超越

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  • サイズ B6判/ページ数 191,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007118
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1310

出版社内容情報

レヴィナス自身が編集に携わった最後の重要な論考。〈超越〉を起点とし,レヴィナス哲学の枢要な概念となる〈全体性と無限〉などをめぐり展開するその思想の精髄。

内容説明

レヴィナス自身が編集に携わった最後の論集。“超越”を起点として、レヴィナス哲学の枢要な概念“全体性と無限”をめぐり展開されるその思考の精髄。

目次

1 もうひとつの超越(哲学と超越;全体性と全体化 ほか)
2 対話の哲学と第一哲学(対話を超えて;私という語、きみという語、神という語 ほか)
3 平和と権利(表象の禁止と「人間の権利」;平和と近さ ほか)
4 対談(哲学者と死;顔の暴力)

著者等紹介

レヴィナス,エマニュエル[レヴィナス,エマニュエル][Levinas,Emmanuel]
1906年リトアニアに生まれる。1923年から30年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。この間、1928年から29年にかけてドイツのフライブルクに滞在、フッサールおよびハイデガーの下で現象学を研究、1930年フランスに帰化、第二次大戦中はナチの捕虜収容所にフランス解放まで抑留される。戦後、ポワチエ大学、パリ・ナンテール大学、ソルボンヌ大学教授を歴任、タルムード研究に取り組む一方、ハイデガー哲学との対決を通して倫理にもとづく独自の哲学を展開する。1983年カール・ヤスパース賞を受賞。現代フランス思想界を代表する哲学者の一人。1995年12月25日パリで死去

合田正人[ゴウダマサト]
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京都立大学人文学部助教授

松丸和弘[マツマルカズヒロ]
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京都立大学院修士修了。博士課程在学
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