叢書・ウニベルシタス
マリア―処女・母親・女主人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 597,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588007002
  • NDC分類 192.8
  • Cコード C1323

出版社内容情報

ヨーロッパ中世人の日常や信仰生活と密接に結びつき芸術や文学など文化全般に多大な影響を与え,人々が生きて希望をもつために抱きつづけたマリアの全体像を描く。

内容説明

中世の人々の生活と密接に関わり生きる希望の象徴として崇拝されてきたマリアの全体像を文化人類学的視点から鮮明に描き上げる。

目次

第1章 幼少期、青春時代、母親時代
第2章 悦び、差恥、同苦、心痛
第3章 知的な女性マリア
第4章 命の書
第5章 あなたの乳房は葡萄の房より甘い
第6章 黒いマドンナ
第7章 聖画像の効力と無力
第8章 主の女奴隷から貴族女性、さらには天の女王に
第9章 市民の守護聖人
第10章 無敵のマリア
第11章 ユダヤ人の母
第12章 死
エピローグ
多大な歴史的影響力をもった象徴形姿

著者等紹介

シュライナー,クラウス[Schreiner,Klaus]
1931年生まれ。テュービンゲン大学歴史地誌研究所長を経て現在ビーレフェルト大学教授、中世史および南西ドイツ地方史の講座を担当。マリア論と中世精神史に関する数多くの学術論文を歴史書、事典などに寄稿している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。