叢書・ウニベルシタス<br> 読むことの倫理

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叢書・ウニベルシタス
読むことの倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 212,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588006975
  • NDC分類 904
  • Cコード C1390

出版社内容情報

読む行為そのものの中に〈倫理的瞬間〉が訪れるという視点から,読むという人間的営為を自覚的に遂行する方法を説く。脱構築批評により物語と倫理との関係を示す。

内容説明

読む行為そのものの中に“倫理的瞬間”が訪れるという視点から、それは何に対する応答、責任、敬意なのかを探るとともに、物語と倫理的規範との関係を示す。脱構築批評の立場から、読むという人間的営為を自覚的に遂行する方法を説く。

目次

第1章 読むことを読む
第2章 語ることを読む―カント
第3章 読解不可能性を読む―ド・マン
第4章 書くことを読む―エリオット
第5章 自己を読む自己―トロロープ
第6章 再ヴィジョンを再読する―ジェイムズとベンヤミン

著者等紹介

ミラー,ジョウゼフ・ヒリス[Miller,J.Hillis]
1928年、アメリカ合衆国ヴァージニア州に生まれる。ハーヴァード大学で修士号と博士号を取得。ジョンズ・ホプキンズ大学、イェール大学を経て、1986年よりカリフォルニア大学アーヴァイン校教授。近代言語協会(MLA)会長を務めていた1986年に来日講演。主著に、『チャールズ・ディケンズ』、『神の消失』、『リアリティの詩人』、『ヴィクトリア朝小説の形態』、『トマス・ハーディ』、『小説と反復』(英宝社)、『言語的瞬間』、『読むことの倫理』(本書)、『アリアドネの糸』、『イラストレーション』、『ブラック・ホール』がある。アメリカの文学研究の第一線につねに立ち、精力的に批評活動を続けている。知の無根拠性という困難な状況の中でこそ、読むという人間的営為をますます自覚的に、かつ執拗に続けなくてはならないと説く
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感想・レビュー

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Ecriture

7
新歴史主義などの新たな勢力に対する脱構築批評側からの反論。コンテクストからテクストへの一方通行の作品理解を批判し、作家・読者・批評家がテクストにあたる際の倫理的瞬間を通じて反転・浸透してゆく場としてのコンテクストとテクストのあり方を論じる。無責任と(誤解されて)批判される脱構築批評によってこそ最も誠実に責任を取ることができるのだ。2010/11/17

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