叢書・ウニベルシタス<br> 歴史と記憶

叢書・ウニベルシタス
歴史と記憶

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  • サイズ B6判/ページ数 340,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588006449
  • NDC分類 201
  • Cコード C1322

出版社内容情報

人はなぜ,どのように歴史を意識するようになったか。記憶と歴史あるいは過去と現在,古代と近代などの概念の相互関係を考察して展開するアナール派の新歴史方法論。

内容説明

人はなぜ、どのように歴史を意識するようになったのか。「記憶」と「歴史」を明確に区別、あるいは「過去/現在」、「古代/近代」という対立概念の相互関係の考察を通して展開するブローデルの後継ル・ゴフの新歴史方法論。

目次

第1章 過去/現在(心理学における過去/現在の対立;言語学が照らしだす過去/現在 ほか)
第2章 古代/近代(西洋的で曖昧な対概念;この対概念における主役は近代である ほか)
第3章 記憶(民族的記憶;口承から文字への記憶の発展―先史時代から古代へ ほか)
第4章 歴史(歴史のパラドクスと曖昧さ;歴史心性―人間と過去 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ik

2
文章は読みやすくわりとすらすら読めるようで中身の密度は非常に濃い。古代と近代という対概念についてや記憶についての部分を中心に読んだが、簡単なようで定義しがたい部分を掘り下げる切り口が非常に面白い。2014/02/27

katashin86

0
「記憶」「神話」「過去」といった隣接するものと「歴史」の違いを明らかにしようとする著者の主張がまとまった一冊。 『二度見ることのできないものを愛しなさい』2021/11/13

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