叢書・ウニベルシタス<br> 暁のフクロウ―続・精神の現象学

叢書・ウニベルシタス
暁のフクロウ―続・精神の現象学

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  • サイズ B6判/ページ数 333,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588006388
  • NDC分類 104
  • Cコード C1310

出版社内容情報

現代に甦ったヘーゲルが19?20世紀欧米の知的.思想的営為を自らの『精神の現象学』の構成に従って追体験し,ジェンダーと絶対他者性の視点でその続編を綴る。

内容説明

ヘーゲル「絶対知」の崩壊以後ドゥルーズらのフランス現代思想に至るまでを、『精神の現象学』の構成に照応させて鳥瞰する。「絶対非知」、ガンディーのサティヤグラーハの立場から、80を越えるパラダイムを読み直し、人間の連帯と相互承認、多元的知的営為の可能性を探る。

目次

序文
緒論
第1章 (EE.)絶対知の弁証法
第2章 (FF.)物質主義的精神の弁証法
第3章 (AAA.)言語の意識と自己意識
第4章 (BBB.)構造主義的理性
第5章 (CCC.)「われわれ」
第6章 (DDD.)サティヤグラーハ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

8
「キリスト教的ヒューマニストは、万人が本質的には禁欲的キリスト教徒であることを確信しているから、どの個人も相異たるタイプの表現として現れるというのは誤った自己認識のせいにすぎないと信じている…キリスト教的ヒューマニストの小説は、さまざまに異なるタイプを描こうとしており、自己意識的なキリスト教徒を例外として、あらゆる人間の性格を何らかの形で無知に囚われたものとして提示する。さらにその狙いは、個々の人間が啓示宗教の真理を自覚するようになることで、誤った自己意識の超越を学ぶ心理的な過程を描く点にもある」2018/06/09

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